大文字送り火
京都市登録無形民俗文化財、大文字送り火は、京都市東部の東山三十六峰に属する如意ヶ嶽の支峰「通称 大文字山」で点火執行されています。山麓には銀閣寺、法然院などの名刹が連なっています。
点火当日は「大」の字の中心「金尾(かなわ)」にある大師堂に、銀閣寺、地元檀家寺から燈明を持ち上がり、点火時刻まで大師堂に灯されています。点火30分前より檀家寺の住職が読経をあげられます。点火5分前頃より大師堂の燈明が親火にうつされ、点火合図の大松明が天高く掲げられると、各火床から赤々と火柱が立ち上がります。
火床所在地:京都市左京区浄土寺七廻り町1番地
資料映像(2021年撮影)
6月