銀閣寺山麓の住民たちは「大文字保存会」というNPO組織をつくり、大文字山を共同所有地として位置づけています。
さらに市民・学生ボランティアやボーイスカウトなどの協力を得て大文字送り火を運営しています。その活動は送り火の灯る夏のみならず、年間を通じて行われているのです。
ここでは大文字送り火が灯るまでの活動を、随時ご紹介して行きたいと思います。



日程 作業内容 保存会 ボランティア 業者
2月 アカマツの選定 大文字山中の樹齢30〜40年を選定    
マツの切り出し・コロ作り 長さ50cmに斧で切断
松葉採取
 
割り木作業場へコロ運搬  
3月 マツ割り木作り その場で積み上げて乾燥させる  
4月 マツ割り木束作り・松葉作り 割り木600束・松葉100束
1束約28本(10kg)
 
マツ割り木山頂倉庫への運搬 背負うかバケツリレーでの手作業
1年以上乾燥させる
5月 マツ割り木銀閣寺山門へ下ろす 志納用  
6月 麦わら束八神社倉庫へ搬入 麦わら100束  
7月 マツ割り木・小割作業 八神社にて  
8月 送り火点火説明会 集会所にて    
弘法大師堂勤行研修会 浄土院にて(2回)    
道作り・火床周辺草刈 山道の補修  
15日(前日) 弘法大師堂飾りつけ
護摩木受付所設置 
 
16日(当日)      マツ割り木運搬
点火準備・火床で割り木井桁組み
 
17日(翌日) 火床後片付け・倉庫整備  
11月 マツ割り木倉庫移動 山頂→八神社へ  


4月23日  大文字春作業最終日
6月17日  久御山 麦わら作業
8月13日  火床周りの草刈り作業
8月15日  護摩木・割り木の用意と大師堂飾りつけ
8月16日  五山送り火
2月25日  大文字冬作業
3月10日 地掻きと割り木作業
3月17日 地掻きと割り木作業U
4月14日 薪束移動作業