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令和3年 京都五山送り火について |
2007年 当日の様子はこちら |
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8月16日夜、夏の夜空にくっきりと浮かび上がる、「五山の送り火」は、祇園祭と並び京都の夏を彩る伝統行事として全国的にも有名です。
「五山の送り火」は東山如意ヶ嶽の「大文字送り火」がもっともよく知られ、ほかに松ケ崎西山・東山の「松ケ崎妙法送り火」、西賀茂船山の「船形万燈籠送り火」、金閣寺付近(大北山)大文字山の「左大文字送り火」及び嵯峨仙翁寺山(万灯籠山・曼荼羅山)の「鳥居形松明送り火」の5つを指します。
(以前には「い」(市原野)、「一」(鳴滝)、「竹の先に鈴(雀という説も)」(西山)、「蛇」(北嵯峨)、「長刀」(観音寺村)なども点火されていましたが、早く途絶えたといわれています。)
一般的に送り火そのものは、盆の翌日に行われる伝統行事であり、再び冥府(冥府・死後の世界)に帰る精霊を送るという意味をもつ盆行事の一形態で、この行事が一般に広く行われるようになったのは、仏教が庶民の間に深く浸透した中世−室町時代以降であるといわれています。
五山のそれぞれの山にそれぞれの歴史が伝えられていますが、その起源には平安初期、室町中期、江戸初期ではないかと、さまざまな俗説がありますが、どれ一つとして明らかな説はなく、確かな記録も残されていません。
それは「五山送り火」が宗教的行事でありますが、地元の人々によって始められ、受け継がれてきたため、記録にとどめられなかったのではないかとも考えられています。そして現在も「送り火」は地元の人々や、ボランティアの皆さんによって支えられ、数百年という歴史が民間で受け継がれている行事なのです。
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毎年8月16日点火
大文字送り火・・・午後8時 松ケ崎妙法送り火・・・午後8時05分 船形万燈籠送り火・・・午後8時10分
左大文字送り火・・・午後8時15分 鳥居形松明送り火・・・午後8時20分
(雨天、強風等の気象条件により時間が前後することがありますが、概ね各山とも上記時刻から約30間灯される予定です)
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1.小型無人機(ドローン)の使用禁止のお願い |
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行事の円滑な執行及び観覧者等の危険防止のため、送り火当日にドローン等無線操作による飛行物の使用はご遠慮いただきますようお願いします。 |
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2.送り火当日の登山について |
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点火当日は、円滑な点火作業と危険防止のため、五山への登山はご遠慮いただきますようお願いします。 |
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3.屋外灯、広告灯などの消灯について |
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五山送り火の情緒を守るために、ネオン灯、屋外灯、広告灯などの一時消灯について、ご協力をお願いします。但し、山科区及び伏見区を除きます。
※消灯時間:8月16日午後7時50分から午後8時50分までの1時間 |
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4.河川増水時における送り火の鑑賞について |
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河川増水時は、危険防止のため河川敷への立ち入りをしないでください。 |
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このホームページは、五山送り火の各保存会(5団体)の資料を京都五山送り火連合会として紹介したものです。 |
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