京都市登録無形民俗文化財 大文字送り火は、京都市東部、東山三十六峰に属する如意ヶ嶽の支峰・大文字山で行われます。 山麓には銀閣寺、法然院等の名刹が連なっています。 【NPO法人 大文字保存会】 火床所在地:京都市左京区浄土寺七廻り町 |
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ここでは数ある諸説と言い伝えをご紹介します。 @ 平安時代初期に、弘法大師(空海)が始めたという説。 かつて大文字山麓にあった浄土寺が大火に見舞われた際に、本尊・阿弥陀佛が山上に飛翔して光明を放ちました。この光明を真似て実施した火を用いる儀式を、弘法大師が大の字形に改めたという説があります。 A 室町時代中期、足利義政が始めたとする説。1489(延徳元)年、足利義政が近江の合戦で死亡した実子・義尚の冥福を祈るために、家臣に命じて始めた、といわれており、大の字形は山の斜面に白布を添え付け、その様子を銀閣寺から相国寺の僧侶・横川景三が眺め定めたという説があります。 B 江戸時代初期に、近衛信尹(のぶただ)により始まったとする説。 1662(寛文2)年に刊行された「案内者」には、「大文字は三藐院(さんみゃくいん)殿(信尹を指す)の筆画にて」との記述があります。 |
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以前は土をうがち、その中に薪を井桁に組んで積み上げ、その間に松葉を入れていましたが、現在では、自然の山の斜面に若干土を盛り、大谷石を設置しています。 「大」の中心は金尾と称して特別大きな割木が組まれています。 火床数:75基 薪数:600束 松葉:100束 麦わら:100束 |
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良くある質問をQ&A形式でまとめました。 Q:送り火当日は如意ヶ嶽(大文字山)に登れますか。 A:基本的に終日入山は禁止となっております。 A:銀閣寺門前において、以下の日程で受け付けます。 |
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